近年、日本でもフォトフェイシャルがシミやそばかすなどの肌トラブルに対して肌ダメージが少ないながらも効果的に対処できるとして徐々に広まってきています。
この記事では、フォトフェイシャルに使用する機器やどんな機器を使用するクリニックを選べばいいか解説します。
フォトフェイシャル施術機器のスタンダードはM22シリーズ
シミやそばかすなどの肌トラブルを改善してくれるフォトフェイシャルですが、その施術に使用するスタンダードな機器はM22シリーズとなっています。
多くのクリニックで採用されているのが、M22シリーズです。
この機器には、フォトフェイシャルM22とその進化系であるフォトフェイシャル ステラM22という二種類あります。
IPL機器製造の老舗であるルメッカが開発した機器で、施術の際に数種類あるフィルターを代えることで515~1,200nmまでの光を肌トラブルに合わせて照射して最小限の肌ダメージで最大限の効果を得られるようにしています。
ステラM22に進化したことで、560nmからしか照射できなかった光がより薄いシミなどに効果的な515nmから照射可能となっています。
薄いシミやそばかすを改善したい場合はステラM22を使用しているクリニックがオススメです。
ルメッカという珍しいIPL機器もある
フォトフェイシャルといえばM22シリーズですが、ルメッカというIPL機器もあります。
INVASIX社が製造しているルメッカもM22シリーズと同じく日本で薬事承認を得たIPL機器です。
ルメッカの特徴は500~650nmという短い波長を得意としており、なおかつ他のIPL機器の約3倍となる40%というエネルギー効率で照射することです。
これによってステラM22シリーズよりもより効果的に薄いシミやそばかすなどを改善できるので、一番の悩みが薄いシミやそばかすという人にオススメです。
自分の肌トラブルに一番合った機器を使用しているクリニックを選ぶ
薄いシミやそばかすの他にもくすみやニキビ、小じわ、赤ら顔なども悩んでる人はステラM22を使用しているクリニックがおすすめです。
薄いシミやそばかすがメインな悩みという場合は一番効果的な短い波長を得意としていて約3倍のエネルギー効率で施術してくれるルメッカを使用しているクリニックがおすすめです。
そして、M22シリーズの旧型であるフォトフェイシャルM22しかないクリニックだからといってダメなわけではありません。
旧型しかなくても、シミ専用フィルター・赤ら顔専用フィルター・ニキビ専用フィルターを採用して他の機器よりも効果的に改善できるようにしているクリニックもあります。
事前にしっかりと調べて自分の肌トラブルに合わせて利用するクリニックを選びましょう。
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